
小学生と未就学児の2児の母、こどままと申します。
絵本の読み聞かせに力を入れた結果、年間2000冊読書を達成しました。
今回は、子どもたちも大好きな絵本作家、ヨシタケシンスケさんの絵本ランキングを紹介します。
ヨシタケシンスケってどんな人?

子どもも大人も夢中になる絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケさん。独特なユーモアと、思わず「あるある!」とうなずいてしまう視点で、子どもだけでなく大人にも大人気です。
ヨシタケシンスケさんの作品は、何気ない日常の中の疑問や悩みを、やさしく、くすっと笑える形で描いているのが特徴。「子どもの素朴な疑問にどう答えたらいいかわからない……」というママ・パパにとっても、子どもと一緒に楽しめるだけでなく、育児のヒントになることも。
特に共働きで忙しいワーママにとっては、絵本の時間が子どもとの大切なコミュニケーションの一環。そんなとき、ヨシタケシンスケさんの絵本は「読んで!」とせがまれること間違いなし!
ヨシタケシンスケの絵本が人気の理由

ヨシタケシンスケ展に行きましたが、親子連れはもちろん若いカップルや大学生のような方もたくさんいらっしゃいました。
子どもも大人もハマってしまう、ヨシタケシンスケさんにはどんな魅力があるのでしょう。
ヨシタケシンスケが人気の理由
- 子どもが共感しやすい
- 「なんで?」「どうして?」といった、子どもならではの疑問がテーマ。
- 大人もクスッと笑える
- 子どもと一緒に読んでいて、大人も思わず「わかる!」と共感。
- シンプルな絵と絶妙な言葉選び
- 余白を活かしたシンプルなイラストが、子どもにもわかりやすい。
- 育児のヒントになる
- 子どもの考え方を知るヒントが詰まっていて、子育ての気づきになる。
子供向けであり、大人にも気づきを与えてくれる、様々な人に寄り添った内容なんですよね
ヨシタケシンスケのおすすめ絵本ランキング10
1. りんごかもしれない

最初の1冊におすすめ!テーブルの上にあったりんごを見て、「もしかして、これはりんごじゃないかもしれない……?」と想像をふくらませていくお話。発想力が鍛えられる一冊。
りんごひとつからここまで発展させられるその発想力に、ヨシタケシンスケさんの存在感を思い知らされました!
2. もうぬげない

「服が脱げなくなった!」という子どもならではのピンチを大げさに考えていく展開が面白い。思考の柔軟さに大人も驚かされます。
最後のオチがかわいくておもしろい!子どもも大好きな一冊です
3. つまんない つまんない

「つまんない」と言いながらも、次々と新しいことを考え出す子どもの姿に、「つまらない時間って意外と大事かも」と気づかされます。
つまんないことを考えるのっておもしろい!と気づく姿は、子どもにもぜひ経験してもらいたい一コマです
4. なつみはなんにでもなれる

寝る前の「見て見て!」がテーマ。なつみちゃんの自由な発想と、ちょっと疲れたママとのやりとりがリアルで笑えます。
子どもとのやりとりの日常がおもしろおかしくかかれていて、共感もたっぷりです!
5. ぼくのニセモノをつくるには

「もし自分のニセモノを作れたら?」というユニークな視点で、子どもの成長についても考えさせられる絵本。
『りんごかもしれない』に続く、ヨシタケシンスケ発想絵本!ヨシタケさんのアイディアは本当にユニーク♪
6.こねてのばして

こねてのばしてまたこねて、たたいてゆらしてころがして~♪こどもとたっぷりふれあえて、読み聞かせにぴったり!
おやこでたのしむ、スキンシップえほん!こちらはリズム感も良く文字数も少ないので低年齢におすすめです!
7. それしか ないわけ ないでしょう

「未来は一つじゃない!」というテーマで、視野を広げるきっかけになる作品。お仕事や生き方に悩む大人にも刺さるかも。
多様性の時代にぴったり!色んな選択肢があるんだってことを伝えてくれる絵本です
8. ころべばいいのに

「いやなことを言われたとき、どうしたらいい?」というテーマの絵本。子どもの心の成長に寄り添う一冊。
集団生活に入った子どもに読みたい!嫌なことがあったら広げてほしい、心の処方箋のような絵本です
9. おしっこちょっぴりもれたろう

ぼくは、パンツにおしっこがちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんに怒られる。でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。
小さな男の子に特に大人気!うちの子も、たまに自分のことをおしっこちょっぴりもれたろう!と言って笑ったりしています。
10. あつかったら ぬげばいい

「暑かったら脱げばいい」けど、脱げないときはどうする?シンプルなようでいて、深いテーマが潜んでいます。
!2コマごとに展開するストーリーで読みやすさも◎ ちょっぴり大人向けの一面も。
大人に捧げたい!泣けるヨシタケシンスケの絵本
ヨシタケシンスケさんの本は、子ども用に思えて大人にも刺さる内容が多いですよね!
ここからは大人の方にぜひ読んでほしい、感動のヨシタケ絵本です。
あんなにあんなに

「あんなに」と「もうこんな」の対比がとっても面白い絵本で、子育て真っ只中の親にはわかる!わかる!というあるあるが詰まったお話。
あるあるにクスッとしながら読み進めていくと、あれ、気づけば涙で読み聞かせができない…
親になれたことに感謝し、「あんなに」と「もうこんな」の連続である日々をを大切にしたいと思える絵本です。
子どもの成長や歳をとることを感じ、嬉しさと寂しさがこみ上げて涙が止まらなくなりました。
子どもが大きくなったら贈りたい絵本です。
このあとどうしちゃおう

死んだらどうなるのか?をやさしく、ユーモラスに描いた話。
死生観について、子どもとも自然に話せるきっかけになります。
死を考えることで、生を改めて考えることができる、素敵なラストにも注目です。
おじいちゃんの思考がかわいくて笑えるユーモラスな話だけど、身近な方の死に直面したことのある私たちには胸にこみ上げてくるものがあります。
まとめ

ヨシタケシンスケさんの絵本は、子どもと一緒に楽しめるだけでなく、大人にとっても育児のヒントや気づきを与えてくれる作品ばかり。特に忙しいワーママにとっては、「ただ読むだけ」ではなく、親子の会話を広げるきっかけになるのが魅力です。
ぜひ、お子さんと一緒にヨシタケワールドを楽しんでみてくださいね!