
親子で夏のひとときを「レオ・レオーニの絵本づくり展」で過ごしてみませんか?
渋谷ヒカリエに登場したこの展示は、名作絵本の原画を間近で見られるだけでなく、子連れママ心をくすぐる工夫がいっぱい。
今回は実際に子連れで足を運んだ体験を元に、ママ目線での見どころや注意点をレポートします!
この記事の内容
☑「レオ・レオーニの絵本づくり展」の会期など基本情報まとめ
☑「レオ・レオーニの絵本づくり展」子どもと楽しむ魅力
☑「レオ・レオーニの絵本づくり展」子連れで行くなら知っておきたいポイント
もくじ
「レオ・レオーニの絵本づくり展」の会期など基本情報まとめ

「レオ・レオーニの絵本づくり展」の開催情報は以下の通りです。
会期:2025年7月5日(土)~8月27日(水)※7月24日(木)休館
会場:渋谷ヒカリエ9F Hikarie Hall(渋谷駅直結)
開館時間:10:00~19:00(最終入場18:30)
料金:
7月券:一般1,800円/中・小学生900円
8月券:一般2,400円/中・小学生1,300円
未就学児は大人同伴で無料、障がい者手帳提示で本人+付き添い1名が半額
予約不要ですが、混雑時は整理券制になる可能性あり!
こちらのサイトで日にち指定予約ができます!
「レオ・レオーニの絵本づくり展」子どもと楽しむ魅力
代表作の原画展示が多数

「スイミー」「アレクサンダとぜんまいねずみ」「あおくんときいろちゃん」など、教科書や絵本で親しんだ作品の原画も多数展示されています。
子どもと絵本で予習をしていけば見たことがある原画を見つけられてさらに楽しめますし、
展覧会を見た後なら絵本を借りたりする際に、レオ=レオーニさんの作品を選ぶきっかけにもなりそうですね。
原画の技法が間近で見られる

会場の原画は間近で見ることができ、手でちぎるコラージュやフロッタージュなど、絵本ではわからない立体感や質感がしっかり感じられます。
また、原画の写真撮影もOKなのは展覧会としては珍しく、家で写真を見ながら親子で振り返る機会を作ったり、お気に入りの原画を撮影したりすることができます。
インタラクティブな体験型エリア

plaplaxによる映像やインタラクティブ展示で、まるで絵本の中に入り込んだような感覚を体験できます。
plaplaxとは―――――
インタラクティブ作品の制作をベースに、空間、映像、プロダクトなど、領域を横断しながら活動しています。
扱うテーマやモチーフの中に潜んでいる物語を掘り下げ、様々なメディアを使って作品化することで、新しい発見、創造的な学びや、ワクワクするような体験の創造に取り組んでいます。
レオ=レオーニさんが石が好きで、幼少期からたくさんの石をコレクションしていたことから、【レオと石】は、石が動いたり消えたりしているデジタル映像の上に立ったり飛び跳ねたりできる体験型コンテンツです。


スイミーの絵本の中に入り込んだようなコーナー、【スイミー、スクロール】では、スクリーンで動くスイミーの世界を体験でき、思い出になる写真や動画撮影もOKです。


他にもいくつかコーナーがあるので、ぜひ実際に行ってみてご体感ください!
絵本の技術解説コーナー

技法やスケッチ、絵本制作プロセスが章立てで展示され、子供にも分かりやすい構成で一緒に楽しむことができます。
ねずみのフレデリックのパーツの紹介や、実際にレオ=レオーニさんが作っている映像を見ることができ、子どもの創作活動にも役立つアイディアを知ることができます。
「レオ・レオーニの絵本づくり展」子連れで行くなら知っておきたいポイント

展示スペースの雰囲気
大人向けの内容も多く、お子さんのペースや興味によっては「もう帰る!」となることも。
思い切って原画鑑賞は飛ばしたり、子どもの年齢や集中力に合わせて、ペース配分を。
探しながら歩く小さな仕掛け
実は会場のいたるところに絵本キャラクターのパネルがあり、お子さんと「ねずみさん探し」しながら進めると楽しめます。
会場の壁の隅や柱など、色々なところにいるのでお見逃しなく!


ワークショップスペースあり
自由工作コーナーでは、「スイミーの仲間」を親子で制作でき、来場者みんなで巨大な作品を作ることができます。
会場で紹介されている、レオ・レオーニさんが用いた技法をつかって、こすり絵を体験することも可能!


所要時間の目安
だいたい30分〜1時間程度で見ることができます。
後半は子どもも遊べる展示があるので、我が家は2時ほど間滞在しました。
入れ替え制ではないので、何時間でも鑑賞することはでき、会場も涼しいので夏のおでかけにはありがたいです。
最後には広いグッズコーナーがあるので、お土産探しも含めると、3時間近くいたかも・・・
まとめ

この展覧会は、絵本ファンはもちろん、グラフィックやアートに興味があるママも満足できる内容。
ワークショップで立ち止まったり、キャラクター探しをしたり、最後には思い切り楽しめる体験型展示もあるので、子どもも飽きずに楽しめます。
ぜひこの夏休みの思い出に足を運んで見てください!